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米国オムニチャネルの最前線を突撃レポート

株式会社インプレスビジネスメディアが EC 事業者に向けて、本当に役に立つ情報を発信するメディア「ネットショップ担当者フォーラム」にて、英語に全くもって長けていない楡井康哲が、体当たりでした経験を寄稿しました。シリーズタイトルは「最新の米国EC事例から読み解く日本のECの未来」です。

少し長めなので、ミニ連載になります。以下のリンク先をご覧ください。実店舗の画像や動画、スマホのスクリーンショットなど、盛りだくさんになっています。

最新の米国EC事例から読み解く日本のECの未来

第1回 「元小売&EC店長が体感した米国企業のオムニチャネル~ウォルマートのオムニ戦略」

2014年6月、米国シカゴで開かれた世界最大級のECカンファレンス「IRCE(Internet Retailer Conference and Exhibition)」に出席するため、米国に訪問。現地の小売店などを訪問し、オムニチャネルを経験してきました。私は実は小売企業に勤めていた経験があり、ECサイトの店長もしていました。自らの店頭経験、元ECサイトの店長目線から見た、リアルなオムニチャネル最新動向をお伝えします。ECとリアル店舗が切り離せなくなった今、米国企業が取り組むオムニチャネルとは――。

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第2回 「元小売&EC店長が体感した米国最大級ショッピングモール、スターバックス等の実店舗誘導アプリ」

ジオフェンスで消費者の位置を把握、プッシュ通知でさまざまな店舗から店舗案内情報が届く

米国最大級で、イリノイ州の最大ショッピングモール「Woodfield Mall」で買い物をしてきました。モール内には300店舗があり、広さは東京ドーム4.4個分。この巨大な広さは、日本では想像できません。

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第3回 「IRCE展示企業の時流はやっぱりオムニチャネル~元小売&EC店長が見た米国ベンダー事情」

日本のEC企業もベンダーも、1対1で接客できるような「おもてなし」。つまり、リアルもネットも変わらない接客サービスです。この文化は日本企業の武器となるはずです。EC企業もベンダーも同様で、世界の中で日本企業が「勝ちにいくべき領域」にこそビジネスチャンスがあると感じたブース訪問でした。

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第4回 「通販物流もロボットがピックアップする時代に~元小売&EC店長が見た米国フルフィルメント」

日本はシステムの点において米国よりも遅れていることは否めません。米国の優良企業はマーケティングに関するシステム投資を積極的に行っています。

日本と米国企業の大きな違いは、日本の小売業は「商品」を中心に考えてきたこと。「売れる商品を買い付ける」「いくら値段設定すれば売れるのか」という思考を持つEC企業が多いのが実情でしょう。その観点はもちろん必要です。ただ、先進的なシステム投資をすることで「買物客」を軸に物事を考えることができるようになります。米国ではモノだけでなく、ヒトをシステムの力で捉えているのです。

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涙ぐましい出張の裏話

実は、編集前の原題は「シカゴでレリゴー! IRCE 2014 報告・序章【場外乱闘編】 ~ 生々・オムニチャネル体験」というものでした。仕上がりは読者の皆様の読みやすさにご配慮いただきスマートになっていますが、初稿はこんな書き出しに始まっていました。これはこれで、体当たり感が出てますでしょ(笑)。

IRCE 2014 in Chicago に行ってきました。EC がネットの世界にあっても、リアルな体験に勝る勉強はありませんね。EC が光速でも、物流が制限速度以下であるように、リアルタイムとはいきませんが、「スープの冷めぬ」程度にホットなレポートを米国からお届けします。

IRCE とは、Internet Retailer Conference & Exhibition の略で、EC に特化した世界最大のトレードショウです。今年で10回目の開催。我が社の他のスタッフは数年前から通っていますが、私にとっては初体験。来る前は言葉の壁に躊躇があり、同僚からは「レリゴー」(Let it go! = うじうじしてないで、やっちゃおーぜ!)といって背中を押されました。

日本でも IRCE の認知度は徐々に増し、今年はあちこちから、講演内容を中心とした「IRCE 報告」が聴こえそうです。それらは諸先輩にお任せです。

そこで、それら IRCE「本編」の始まる前に、拙筆ながら体験談を「序章」としてレポートします。自らの店頭経験など、私の元店長目線から観た、リアルなオムニチャネル最新動向です。もはや EC とリアルが切り離せなくなった昨今の事情にも合わせ、シカゴの街に出て体験してきました。

少しでもお楽しみいただけて、楡井に励ましのメッセージなどいただけると、本人が喜びます。

Yas at WAL*MART

最後にもう一つボツネタ。日本にはまだない「スタバ」がそこにはありました。

余談ですが、ロイヤルカスタマになって貰う為のリアルな施策は、ITとは無関係にもありました。午後4時以降はワインも飲めるのです。「ちょいと仕事帰りに一杯ひっかけて」は、シカゴでも同様。日本でもワインの提供される日がもし来れば、夕暮れのテラスで寛ぎながら奥さんとグラスを合わせてみたい。私、下戸ですけど。

スタバでワイン